日本は100年に一度の大不況だと大騒ぎですが、少し過剰反応しすぎという気がします。右往左往するのが好きな国民性というのでしょうか。今回のサブプライム問題の震源地であるアメリカの一般市民は驚くほどゆったりとしています。「今まで待遇の良すぎた自動車メーカーや貪欲な金融機関が窮地に陥ったからといって、我々の税金を使う必要がどこにある?」と泰然としたものです。
円も1ドル=90円をきるレベルになり、これまた大騒ぎです。しかし日米を往復していると購買力平価から考えて、1ドル=90円はまっとうなレベルに見えます。これまでの1ドル110-120円が円安に過ぎていました。ユーロに対する円高もまっとうな是正に見えます。 サブプライム問題から金融全体の問題、そして実態経済までもその影響を受けているわけですが、本来あるべき姿に戻ったといえる部分も多々あります。
大澤 裕
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