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ロシアの誇る物理学の本山、カピッツア研究所を訪問しました。対応くださったのは副所長のボゴロフ博士、日本でも有名な物理学の泰斗です。生体分子計測研究所の高速原子間顕微鏡の応用分野について積極的 な意見をくださいました。
同研究所、以前聞いた話では非常に警戒が厳しくてなかなか入れなかったそうですが、今回は簡単に入ってカジュアルな雰囲気でミーティングすることができました。紹介してくれた友人のアンドレー・クリーブさん(元、光子発生技術研究所研究員)のおかげだったのかな。
by 大澤
とても美味しいです。といっても高級レストランの話じゃありません。普通のフードコートやバフェでとるお惣菜等が美味しいのです。日本人好みの味と言ってもいいでしょう。
欧米や日本で外食が系列化されてきて画一的な味になっているのに対して、モスクワの外食は個々に特色をもっています。それも基本・正統性は守りながらも、一ひねりの個性を出すといった味付けで、そのバランスが絶妙です。「この食材に、この味付けがあうんだ」という新鮮な驚きが何回もあります。
再度、高級レストランの話じゃないです。普通のお店の話。しかし味のアイデアが欲しい外食産業の方、一度訪問されていいと思いますよ。
by 大澤
PS
モスクワでは「未曾有の円高」は全く実感できません。(私、そもそも未曾有の円高ではないと思ってますが)
モスクワは初めての訪問ですが社会資本的には米国や日本から大分に遅れている印象です。しかし「今、もっともお金を使っているのは中国人かロシア人」と言われているので、そのギャップが不思議でした。その回答らしきものを現地で得ました。
1.所得税がフラット
以前は累進課税だったそうですが税金集まらなかったそうです。所得税を13%フラットにしたら集まるようになったとの事。
2.ローン負担が少ない
共産主義崩壊後に格安値段で家が払い下げられたそうで、いわゆる住宅ローンの負担が少ないそうです。
3.インフレ率が高い
高いインフレなので貯めるよりは使おうとするそうです。また銀行も信用していないとの事。
つまり可処分所得が高い上に貯蓄するインセンティブもあまりないんですね。だからお金を使って経済が回るのでしょう。どこかの国も参考になる点があるのでは?
生体分子計測研究所の誇る原子間力顕微鏡の設置にロシア科学アカデミーのメディカルサイエンス部門を訪れました。通常の原子間力顕微鏡が1枚のイメージ写真をとるに数分かかるのに、同社の顕微鏡は1秒間に最大20枚とれるので生体分子の動画観察が可能になります。
ナノバイオテクノロジー研究所のトップであるイワノフ博士、その性能に大変に喜ばれて今後の話がどんどんと膨らみました。「アイデアももっと出しやすくしよう」と言われてウオッカや黒パン、チーズなどが机に並びました。「ここはロシアだ。飲め飲め!」と意気盛んでした。
長野県のSPIエンジニアリングという会社を訪問しました。工業用内視鏡のベンチャーメーカーで従業員4名ですが、世界最小径2.9ミリの内視鏡をもっています。(世界トップメーカーであるGEの最小径は3.9ミリ)
海外販路開拓の方法論について議論しました。円高ですが、こういった内視鏡に興味をしめす会社は明確な用途をもっているだろうから価格は問題にならないという点で一致しました。
問題は、世界最小径の内視鏡を必要としている人・市場をどうやって探し出し売り込むかという正にマーケティングの部分なのです。
国際化の進展にしたがって海外企業と提携する中小企業も増えていますが、ちゃんとした契約書を結んでいる会社はすくないようです。口頭での「紳士協定」といったところでしょうか。
書面による契約を結ぶと「責任が発生して訴えられるかもしれない」と日本人は思いがちですが、その発想を転換して、契約は「自社の責任を最小化するために結ぶ」と考えた方がよいです。自らの責任を明確化することによって、逆に責任をもてない部分をはっきりさせておくんですね。
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